百科事典は買取りできないの?|古本古書・書道用品・書道具を売るなら忠益軒チュウエキケンへ!
百科事典は買取ってもらえるの?
本の処分を検討中で、百科事典を売りたいというお客様はいらっしゃいませんか?
インターネットが普及していない時代、何かについて調べるときのツールとして、百科事典は非常に重宝されました。
そのため、10冊以上で構成される○○大百科などという本をお持ちだった方は、大変多いようです。
弊店でも、「○○百科事典という本があるのですが、買取ってもらえますか?」といったご相談を多く頂戴します。
そこで、今回は「百科事典は買取ってもらえるの?」という疑問にお答えします。
百科事典は買取りの難しいケースが多い!
さて、見出しにも書きましたが、百科事典は買取りの難しい場合がほとんどです。
古本買取業者のホームページをいくつか見たことのある方は経験をお持ちかもしれませんが、古本買取業者のなかでも百科事典を買取りできない品目として挙げているところが少なくありません。
そこで疑問に感じるのは、なぜ百科事典は買取ってもらえないのかということです。
簡単に言ってしまえば、古本として百科事典をお買い求めになるお客様がいない、もしくは極めて少ないからということになります。
では、なぜ百科事典をお買い求めになるお客様がいないのか、その理由を考えてみましょう。
【理由1】 インターネットの普及
まず挙げられるのは、インターネットの普及でしょう。
インターネットが広く利用されていなかった時代、ある物事について調べる手がかりとして百科事典は大いに重宝されました。
想像してみて下さい。
何かについて調べたい場合、インターネットが使えなかったら、あなたはどのように調べるでしょうか?
そんなときに活躍したのが百科事典だったのです。
しかし、百科事典と同様の機能をもったインターネットが普及したことによって、百科事典の役割は徐々に縮小していると言えるでしょう。
総務省が公開している令和6年度版の情報通信白書によれば、個人によるインターネットの利用率は2023年時で86.2パーセントにも上っています。1
また、69歳以下だけみると、その利用率は90パーセントを超えています。
インターネットがこれだけ普及してしまっては、何かを調べるツールとしての百科事典の役割は今後も高まることが無いと予想されます。
【理由2】 価値観の変化
客間に本棚を置き、百科事典や文学全集を飾ることが一つのステータスだった時代があります。
弊社で買取りに伺う際にも、特にご高齢の方からご依頼をいただいた場合やご遺品整理の場合などに、それを実感することがあります。
そのような時代には、百科事典のように重厚感のあるデザインの書籍を、部屋を飾るためのアイテムとしてお買い求めになる方が少なくありませんでした。
ところが、そのような価値観も現在では変わってしまったようです。
もちろん、現在でも壁一面に本が並んでいる様子に憧れる方はいらっしゃるでしょう。
しかし、その数は昔に比べると大きく減少しているように感じます。
また、部屋を飾るための本として購入される本の傾向も、昔に比べて変化しているようです。
そのため、部屋に飾るために購入される百科事典の量は減少しています。
買取可能な百科事典もあるの?
ここまで百科事典の買取りが難しい理由について考えてきました。
ところが、百科事典の全てが買取りできないわけではありません。
百科事典の買取りは難しい場合が多いのですが、なかには買取りできる可能性がある百科事典もございます。
それでは、どのような百科事典は買取りできるのでしょうか。
古い百科事典 【買取りできるかもしれない百科事典の例1】
一口に「古い」といっても、40年や50年前の百科事典というわけではありません。
100年あるいは200年近く前に刊行されたような百科事典です。
何かを調べるという実用目的のために百科事典を購入される方は年々減少しておりますが、歴史的に貴重な百科事典をお買い求めになる方は一定数いらっしゃいます。
「実用」というよりも、その「希少性」や「歴史性」に価値を見出すのでしょう。
日本において現在の百科事典のような書籍が初めて刊行されたのは、約100年ほど前のことです。
そのため、買取りできる可能性がある百科事典は、ほとんどヨーロッパなど海外で刊行されたものということになります。
日本の百科事典でこの条件を満たすものは多くありませんが、「日本最初の本格的な百科事典」2ともいわれる三省堂の『日本百科大辞典』がその一例と言えるでしょう。
見た目がオシャレな百科事典 【買取りできるかもしれない百科事典の例2】
先ほども述べましたが、部屋を飾るために本を購入するというお客様もいらっしゃいます。
昔のように多くの方がお求めになるわけではありませんが、現在でも百科事典の需要は細々ながらあるようです。
近年は、映画やドラマに出てくるような西洋書斎風の雰囲気を好まれる方が多いため、本の背のデザインが優れている革装の洋書などが好まれる傾向にあります。
まとめ
さて、ここまで百科事典の買取りが難しい理由と、買取りできる可能性がある百科事典について書いてきました。
基本的に、百科事典の買取りは難しい場合がほとんどです。
ただし、
■ 希少性のある百科事典
■ デザイン性の優れた百科事典
は買取りできる可能性があります。
お持ちの百科事典が買取ってもらえるかどうか不安な方は、古本屋に相談してみるのがよいでしょう。
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