【買取・入荷】英雄伝・プルタルコス(京都大学学術出版会)│西洋史の本を売るなら忠益軒チュウエキケンへ!

【買取・入荷】英雄伝・プルタルコス(京都大学学術出版会)全6冊│西洋古典の名著にして、伝記作品の名品の全訳本を買取りいたしました!

「英雄伝」、一見すると最近書かれた読みもののタイトルにも見えますが、プルタルコスの「英雄伝」は古くから西洋社会で大きな影響力をもった作品の一つです。

今回は、この「英雄伝」を全訳した京都大学学術出版会の『英雄伝』全6冊をお売りいただきました。

【買取・入荷】英雄伝(京都大学学術出版会),海外文学の本

ローマ帝国のギリシア人・プルタルコス

プルタルコス、またはプルタークともいわれるこの人物は、帝政ローマ時代の人です。

生まれた年や亡くなった年については、詳しく分かっていません。というのも、彼の生きていた時代があまりに古く、詳しい資料が多くは残っていないからです。

彼の生きた時代は1世紀頃といわれています。

1世紀といえば西暦1年から100年、今から2000年近く前なので、よほど古い時代に生きていた人物とお考えいただければよいでしょう。もう少し正確に言えば、西暦46年に誕生し、120年頃まで生きていたといわれています。

少しでもプルタルコスを身近に感じてもらえるように、1世紀の有名な出来事をいくつか挙げてみましょう。

イエス・キリストが刑死したといわれるのが30年頃、漢委奴国王印(いわゆる金印)が授けられたのが57年、イタリアのポンペイがヴェスヴィオ火山の噴煙に埋没したのが79年です。

日本では、弥生時代といわれる時代でした。

こういう出来事と比較すれば、プルタルコスの生きていた時代がどれほど古いことか、お感じいただけるのではないでしょうか。

プルタルコスは、ギリシアのカイローネイア(カイロネイア)出身です。

名門の家に生まれ、アテナイのアモニウスのもとで数学などの学問を学びます。ローマとも盛んに交流し、家は賑わったということです。

「英雄伝」はどんな本?

古代に編纂されたプルタルコスの著述目録をみると、プルタルコスには227もの著述作品があったようです。

残念ながら、現在ではその多くが失われており、私たちの読むことができる作品は3分の1ほどの分量しかありません。

現在残されているプルタルコスの作品の中で、代表的なものが「英雄伝」と「モラリア」です。

「英雄伝」は、古代ギリシアとローマの著名な人物の伝記集です。

日本では「英雄伝」という名称が一般的ですが、世界的には「対比列伝(英:Parallel Lives)」というタイトルが付けられています。

というのも、この伝記が古代ギリシアとローマの著名人の中から、その言行や人柄の類似した人物をそれぞれ選び、対比させるという記述方法を採用しているからです。

対比させている作品が23編、対比になっていない作品が4編、合計で26編の作品を読むことができます。

どうやら、昔は現在の作品数よりも多くの作品が収録されていたようですが、一部は散逸してしまい、現在読むことができません。

この作品の魅力は、取り上げられている人物像が明確に描き出されている点にあります。

古代の人物について記された資料の一つとして捉えられることもありますが、取り上げられている人物が生き生きと描かれている点に魅力を感じる人が多いようです。

日本語訳も多数!「英雄伝」の翻訳本

古代の人物像が活写されていて、読んでみると大変面白い「英雄伝」ですが、その影響は中世から現代まで幅広く及んでいます。

例えば、中世フランスのモラリストとして有名なモンテーニュも「英雄伝」を愛読していました。

彼の著書「エセー」にも、しばしば「英雄伝」の記述が引用されています。

また、イギリスの劇作家シェイクスピアも「英雄伝」の影響を強く受けた人物の一人です。

「ジュリアス・シーザー」や「アントニーとクレオパトラ」などは、この「英雄伝」の記述を活用して書かれた戯曲といわれています。

そんな「英雄伝」は、日本でも戦前からいくつかの翻訳本が出版されてきました。そのうちの一部を挙げてみましょう。

タイトル訳者出版年
プリューターク英雄伝森晋太郎1904年
プリユターク英雄伝粋緒方維岳1905年
プリュターク英雄伝大山千代雄1913年
プルターク英雄伝高橋五郎1914年
プルターク英雄伝鶴見祐輔1934年
プルターク英雄伝河野与一1952年
プルタルコス英雄伝村川堅太郎1966年

いかがでしょうか。100年以上も前から、多くの翻訳本が出版されてきたということが、お分かりいただけたのではないでしょうか。

このように多くの翻訳本があるなかで登場したのが、京都大学学術出版会から出版された『英雄伝』です。

本書の特徴として、次のような点を挙げることができるでしょう。

1つは、現在残されている「英雄伝」の全体を翻訳した本であるということです。

「英雄伝」は大変分量の多い作品です。京都大学学術出版会のもので全6冊セット、いままでの代表的な翻訳本であった河野与一訳のもので12冊もの冊数があります。

そんな「英雄伝」の作品全てを翻訳して出版することは簡単ではなかったようで、数々ある「英雄伝」の翻訳本のなかでも全てを翻訳した完訳本はごく一部しかありません。

もう1つは、原典から翻訳されているということです。

「英雄伝」は、古くから世界各国の言葉に翻訳されてきました。そのため、日本語訳するときの底本にも違いがあります。

これまで、原典から翻訳した本の代表的なものが、河野与一訳の岩波文庫本でした。

河野与一は語学の達人といわれ、「英雄伝」と同じくプルタルコスの代表的な作品である「モラリア(倫理論集)」の翻訳本も残しています。

50年以上にわたって「英雄伝」の代表的な翻訳本で、多くの人に愛読されてきた河野訳ですが、翻訳された年代が古く、訳がわかりずらいという評価を受けることもあります。

翻訳の好みは人それぞれですが、翻訳の正確さや最新の研究成果をも反映させている点などを考えると、京都大学学術出版会の『英雄伝』は魅力的な選択肢でしょう。

どの翻訳で「英雄伝」を読もうか迷っているという方には、京都大学学術出版会の『英雄伝』をお薦めします。

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まとめ

まとめ

☆プルタルコスは、1世紀頃に活躍していたローマ帝国の人

☆「英雄伝」はプルタルコスの代表作で、古代ギリシアとローマから一人ずつを取り上げ対比させる伝記

☆「英雄伝」はモンテーニュやシェイクスピアなど、数々の人々に影響を与えた

☆日本でも戦前から多くの翻訳本が出版されたが、全訳した本は少ない

☆京都大学学術出版会の『英雄伝』は、原典から翻訳した最新の本で、はじめて「英雄伝」を読む人にもオススメ

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