◎江戸時代の本、和本や唐本や朝鮮本の買取りをいたしております。
昔の本、古い本、江戸時代以前の本を買取りいたします。気になるものがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
時代劇でみるような昔の本をお持ちの方はいらっしゃいませんか?そんな本のご処分をお考えでしたら、ぜひ当店にご相談ください。ただいま、江戸時代以前の書籍を積極的に買取りいたしております。
≫和本、唐本、朝鮮本ってどんな本?
明治時代前期よりまえ、江戸時代、室町時代、鎌倉時代、平安時代などに作られた本を、ひろく和本を呼んでいます。
お坊さんなどが手にしているイメージのある巻物や、時代劇などで登場する表紙の端が糸で綴じてある書籍をご覧になったことはありませんか?あのような本が和本です。ちなみに、和本とそっくりな見た目の本で、中国で製作された本は「唐本」、現在の韓国や北朝鮮で製作された本は「朝鮮本」といいます。
約150年以上前の本がほとんどなので、日常生活で和本を目にすることは多くないでしょうが、日本にはそのような本が数多く残されています。
本の街として有名な東京神田の神保町の古書店街を歩いていると、和本がどれほど残っているのか、その一端を感じることができるでしょう。約150年以上前の本が、近年刊行された本とともに古書店の店頭に並んでいるなんて、諸外国に比べると珍しいことです。本を大切に後世へ伝えてくれた先人へ感謝しなければいけませんね。
さて、そんな和本ですが、その数は年々減少しています。
いうまでもありませんが、約150年から作られていないのだから増えるはずはありません。適切な保存条件を保てば1000年以上も状態を維持することができると言われるほど頑丈な和本ですが、火事や浸水あるいは虫に喰われるなどして、本としての使用に耐えるものは年々少なくなっています。
現在書店に並んでいる本と違って、ただ置いておくだけでは状態を維持しにくいのが和本の一つの欠点です。
≫昔の本を欲しがる人がいるの?
ところで、「そんな昔の本を欲しがる人がいるの?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるとおもいます。そんな方にお答えします。「和本を欲しがっている人はいるんです!」
だいたいの人が和本を開くと、「昔のクネクネした文字ばかりで何が書いてあるのかわからない」という感想や「漢字ばかりが並んでいて読むことができない」という感想をお持ちになるかと思います。ところが、そんな和本を欲しいという人も少なくないのです。
当時のことを研究している研究者はもちろん、「今の本には無い雰囲気が楽しい」という趣味人や「本のデザインや挿絵が面白い」という海外の人にも人気があります。「和本が欲しい」という人はまだまだいるのです。
先ほども書きましたが、和本の数は今後も減る一方です。現代の私たちにできることは、今ある和本を大切にして、できるだけその数を維持し後世へ伝えていくことだけです。
日本では先祖から伝えられた物を大切にして維持管理するという美風が今なお存在しているかと思います。和本や唐本などの古典籍をお売りいただけるときに、「これはお爺さんの本なんだ」という声や「昔からある蔵の中に置いてあった」という声を多く耳にするのも、そのお陰かもしれません。
和本は維持管理がやや面倒で、ただ置いておくだけだと状態が悪くなり、最終的には廃棄するという選択肢しかなくなってしまうかもしれません。
「もう誰も使う人はいないけど、そのまま置いてある」という方や「そういえば実家に置いてあったな」という方、もしその和本がご不要でしたら当店にご相談ください。古書業界で10年以上の経験を持つ店主が適切に査定いたします。当店では出張買取または宅配買取に対応しております。現在まで先人たちが大切に伝えてくれた本を、次の世代にも伝えるお手伝いをさせていただければ幸いです。
☆当店では、江戸時代の本(和本・唐本・朝鮮本)のほか、古書・古本全般や書道具の買取りもいたしております。